01 8月 2012

メルカートは社交の場:オクラ編

猛暑つづきのミラノからこんにちわ。

週末は、ミラノから車で2時間弱のところにある、
ピアチェンツァという丘と、その近郊のボッビオという町で開催された、
クラシックカーレースに参加してきました。
やっぱりレースは楽しい★
またこのご報告は、あらためてしますね。

さて今朝は、メルカート=青空市場へお野菜を買いに!
毎週火曜日と土曜日に近所に立つ市場です。

夏バテ減退野菜をテーマに、

おそらく、エジプトあたりで生産されているオクラ300gとゴーヤ1本
シチリア産のプチトマトのダッテリという品種を500gとレモン2個
プルーンを1kg 購入しました。
全部で、350円程。安っ!大阪じゃ、ありえない価格。


赤いのと緑のとで、ちょうどバランスも良いかしらん☆

で、オクラ買うのに並んでいたら、
イタリア人のおばさんに、
「ねえ、この野菜なんて名前?どうやって食べるの?」と質問され、

おっ、ギクっ。

イタリア人に回答しても、伝わらないであろう、この難問。
だって、

「茹でて、ダシ醤油と、おばあちゃんの梅干しと、
かつおぶしで和えます。」

そんなの、言っても、誰もワカリマせんよね、イタリア人のシニョーラ。

で、どー答えよっか、2秒ほどマゴマゴしてたら、

隣で並んでた、フィリピン人のおばちゃんが、

「焼いて、醤油と酢で食べるのよ!
素焼きでもオイルひいてもOK!
美味しいのっ!!!」

おおおおおおーーーー!

このアドバイスが、
オクラ文化は我が国のモノだと思っていたワタシの♥に、
ぴーんと突き刺さり、

「今晩のメニューはソレに決定!」

というわけで、5分でできる、オクラ料理。

1。オクラを洗って、アタマをカット。お尻もかな。
2。焼きます。オイル引きたい方は、オリーブオイルでもサラダオイルでも。
3。全面、ちょいと焦げ目がついたら、お皿に盛りつけて、
  お醤油と酢のMIX(1:1)を、ちゃららーん♪と回しかけたら完成。

ね、5分で出来ちゃいますよね☆

『焼きオクラの酢醤油和え』

あっさりしてて、食欲なくても、ぱくぱくイケました♪

メルカートのインターナショナルな、レシピ共有に感謝。
フィリピン人おばちゃん、ありがとうございます!