こんにちわ。
旅のお仕事2週間を終え、
やっと、今週はミラノにいて、来週からのファッションweek仕事の準備期間です。
9月は、、ファッションのコレクションサーキットがはじまり、
すでにNYが終了、ロンドンを経て、来週はミラノ、そしてパリです。
ワクワク!!! 楽しみでたまりません。
さて、ヴェネツィアからスタートした旅。
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ヴェネツィアの駅到着! |
ヴェネツィアで集合した総勢9名は、サンマルコ広場近くのホテルで宿泊。
翌朝は、水上タクシーとバスに乗りトレヴィーゾ方面へ。
まずは建築家パッラーディオ設計の世界遺産にもなっている
ヴィラ・ディ・マゼールを訪れ、そこのワイナリーのdegustazione(ワインの試飲)
ランチを楽しんだり、
カノーヴァ美術館で彫刻作品を眺め、
そして、Asoloというスキーリゾートに近い、小さくて可愛らしい町に
向かいました。
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世界遺産のヴィラ・マゼールはパッラーディオ建築 |
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ヴィラの裏庭の噴水の彫刻 |
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ヴィラの前に広がる広大なぶどう畑 |
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カノーヴァの彫刻(写真撮っちゃダメですよ!) |
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この写真撮ったあと、こっぴどく叱られました! |
この日の宿泊は
ホテル・ヴィラ・チプリアーニ。
パッラーディオ建築の時代に建設されたこのヴィラは、
イギリス人の詩人やイタリア人のオーナーを経て、
ギネス家の手にわたり、
そして、チプリアーニ(ヴェネツィアのハリーズバーの創始者)が買い取ったのち、
ヴィラ・ホテルとなった、歴史のあるもの。
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ホテルのエントランス |
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中庭のレストランスペース |
全31室と小箱なつくりも魅力で、素敵なお庭とその眼下に広がる
トレヴィーゾの丘の景色が最高のロケーションです。
お部屋のつくりも重厚で、サービスも心地よいです。
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トレヴィーゾの丘に望む中庭 |
ホテルレストランでのディナーの前には、
トレヴィーゾ産のスプマンテや、
ハリーズバーオリジナルのカクテルのベッリーニをいただいて、
夕暮れ後の涼しくなったお庭でアペリティーボ。
日本からいらっしゃった皆さんも、
夢心地のご様子でした。
アペがすんだら、室内のレストランに移動して、
ディナー開始。お魚ベースのフルコースもあっさり味で美味しくいただきました。
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アーゾロの町はこじんまりとした風 |
ホテルを出て右側に歩いて行くと、ちいさな町の中心部。
ここにはお城があったり、オシャレなセレクトショップ、
意外にも素敵なエノテカ、食材屋さんもあります。
スキーリゾートも近いので、欧米のリッチな避暑地にもなっているようです。
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ホテルから左側にあるくと葡萄畑が |
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夕方の眺めも最高 |
翌朝のブレックファストもこのお庭を眺めながら、
ずっとこのホテルでのんびりしていたーい!と思わずにいられません。
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朝のホテルの中庭。お花を眺めながらの朝食 |
とはいえ、8月30日からは、クラッシクカーレースを控えていた私たち、
バスにのって3時間でレース開催地のドロミテへ。
ここはイタリアアルプス、オーストリアの国境に近い場所です。
コルティーナ・ダンペッツォは、
寒いのなんの。。。イキなり夏から冬の気候。
コルティーナに着いたら、まずは山小屋レストランで、
地元料理!(食べてばっかり。笑)
牛肉のバルサミコ和えサラダと、麦のスープでカラダをあたため、
メインは、ポレンタとグラーシュ(お肉のシチュー)そして、
デザートもいただいて、明日からのレースに向けて、しっかりスタミナ補給。
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まずはコルティーナで腹ごしらえ! |
ホテルは、今回のレースの
Coppa d'oro delle Dolomiti
コッパドーロ・デッレ・ドロミテの
スポンサーのひとつ、
ホテルクリスタルSPA&GOLF。
チェックインを済ませ、
ようやく今回のレースで乗車するクルマたちとご対面!
みなさん、クルマを見たとたん、イキイキ度がUP。
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クルマとご対面! |
クルマにのって、全員で車検を済ませたあと、
夜は、お待ちかねのガラディナーです。
ゴージャスなヨーロッパのパーティは、
参加者のファッションもとても興味深々。
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アペからディナーへ移動 |
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宿泊ホテルでのガラディナー |
翌日は、8時半にホテル出発で、レースがスタート。
あいにくの雨。
寒い。。。涙
とはいえ、なんと前代未聞の
日本人の参加台数7台。
ヴェネツィア集合組の4台と、
福岡、埼玉、横浜からいらした方々もドロミテで集合し、総勢14名です。
素晴らしい!
ポルシェ2台、ジャガー、バンディーニ、
トライアンフ、アルファロメオ、フィアットが勢揃い。
我がチーム、ゼッケン94のトライアンフは、
窓がなくって、雨入り放題という悲劇。
ホテルから持ち出したバスタオルをクルマに敷き詰め、なんとか洪水をしのぎました!
しかも、洋服も軽装で行ってしまったオバカな私は、
いろんなひとからジャケットだのダウンだのを借りて、
重ね着の
雪だるまになっていました。(冷え性にこの雨の寒さはキツい)
せっかくの最高のドロミテの景色も、雲中霧中のドライブで、
まったく見えませんでしたが、
ときどき霧の合間からみえる、湖の色がとても美しく、まるで桃源郷のようだったり、
チラ見の効果というのでしょうか、普通に晴れた状態で見る景色より、
印象にのこった気がしています。
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この湖の色はまさに桃源郷 |
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雲に覆われたドロミテ |
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レース中にエンジン故障。携帯も繋がらない山中で足止め。 |
2日目は幸いにして、午後から晴れ間も見えて、
牛が草を食んでいる牧歌的風景も。
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だんだん晴れ間が出てきた |
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遠くに牛たちが! |
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ゴールです!走り屋のブレシアの家具屋のポルシェ |
今回のレース、日本参加台数もさることながら、
79歳のお母様が親子参加をなさっていて、ナビゲーターとして出場。
お母様のエレガントでパワフルな逞しさには、恐れ入りました。
自分もこんな風に歳をとれたら良いなぁ、という憧れです。
レース最終日は、130台中の上位65チームのみ出走可能のプチタイム競技。
わがゼッケン94番は、トータル順位64位だったので、
プチタイム競技に参加。ぱちぱちぱち。拍手!
レースが終わる頃には、ほかの参加チームとも仲良くなって談笑したり、
厳しい寒さや、レースの辛さも忘れるくらい、楽しい3日間になりました。
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表彰式。日本チームも2組表彰! |
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スポンサーのパルミジャーニの奥様(右)は魅惑の美女♥ |
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ドロミテを発つ頃には、こんなにお天気回復 |
レースを終え、表彰式とランチのあとは、ドロミテからまたヴェネツィアにもどり、
この旅の締めくくりのイベントともいえる、
フェニーチェ劇場でのオペラ鑑賞。
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フェニーチェ劇場のバーで開演前に一杯。
モエでしゅわしゅわ♥ |
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劇場内もゴージャスです☆ |
前述のお母様が、ホテルに到着までの水上タクシーで
ラ・トラヴィアータのあらすじを解説してくださったおかげで、
とても、内容がわかりやすく、ラストのシーンは、うるうると。涙
さて翌朝は5時15分発でお見送り。
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最後の御出発のお客様にごちそうしていただいた、
オルネッライアを水上タクシーで乾杯! |
濃厚なレースとヴェネツィア、アーゾロの旅。
みなさんをお見送りして、電車にのってミラノの中央駅に到着した瞬間は、
なんともいえない達成感と感謝の気持ちでいっぱいでした。
また、こんな素敵な方々とご一緒に旅やレースができれば、
ほんとうに幸せです!この場を借りて、あらためてお礼を。
ありがとうございました。