07 11月 2012

セルジョ・ピニンファリーナに捧げるFerrariミュージアム特別展オープニング

こんにちわ!

10月26日に、
Ferrariミュージアムの特別展
『Le grandi Ferrari di Sergio Pininfarina』
 セルジョ・ピニンファリーナの偉大なるフェラーリのオープニングに行ってきました。

セルジョ・ピニンファリーナ氏は、1926年に生まれ。
1950年代から、活躍をしたCARデザイナーです。
1961年には、彼の父バッティスタ・ファリーナ氏が創設したPininfarina社の
社長となり、その後CEOを経て、2006年には名誉会長職に就任。
主にFerrariデザインに携わり、
Ferrari社CEOルカ・モンテゼーモロ氏とも深い親交がありました。
クルマ、特にFerrari愛好家の方ならば、
ヒストリー、素晴らしい功績をよくご存知のはずだと思います。

この特別展は、今年7月に亡くなったセルジョに捧げた、
Ferrariにおける、彼の集大成展です。

オープニングのセレモニーは、
招待客おおよそ40名という、非常に少数なインヴィテーション。
という貴重さにもかかわらず、
『ねえ、生モンテゼーモロのダブルのジャケット見たくない?』って、
非常に軽い口調のお誘いをいただき、
モチロン行く!の即答で、
喜んで出席してまいりました。

でも、期待してた、モンテゼーモロ氏のジャケット、この日は
めずらしくダブルじゃなかった!!!

出席者は、かなりの割合で、11時の開幕よりも早め到着。
みなさん、朝からテンション高めで,
ミュージアムのBARで、カフェやオレンジジュースをいただきながら、
知人とご挨拶、談笑。

ざわざわと、VIDEOカメラを担いだカメラマンが前列で動き出すと同時に、
モンテゼーモロ会長と、ピニンファリーナ社CEOのパオロ氏登場。
ますは、ピニンファリーナ社創設者の孫にあたるパオロ氏のスピーチ。
そして、モンテゼーモロ氏がご挨拶。
セルジョ・ピニンファリーナがFerrariに残した、すばらしいデザインの数々を
讃えるスピーチでした。
モンテゼーモロ氏のスピーチ

ようやく、テープカットを終え、全員入場です。
ね、ジャケット、ダブルじゃないでしょ。

非常に驚いたのが、こんなイベントだというのに、
一般入場客をシャットアウトしていないこと。
テープカット後は、セレモニーに招待されていない入場者も
普通に展示を見ているんです。
プレスもVIPも一般もごちゃ混ぜ!

展示スペース

Ferrariを代表する方々が、プレス向けに案内をしている横で、
来場していたイタリア人のこどもが、クルマの写真をとりたくて、
『オジさん(会長)立ってるの邪魔だぜ!』
ぐらいの勢いで 、恰幅のいいオジさんたちの間を、ちょこちょこすり抜けて
走ってるのが笑えました。
このへんは、イタリアらしいご愛嬌です。

白くブレているのが走り回ってる男の子

招待客として入場しているのをスッカリわすれて、
わたしも林家ぱー子状態で、デジカメ握って、
モンテゼーモロさんを追いかけていたら、
あちらがクルっと振り返って、ツカツカ歩いて近寄ってこられ、
握手してくださったのは嬉しいハプニングでした。
(もちろん、このオープニングに誘ってくれた人が隣にいたからなんですけどね。
 いや、あるいは、異常にエスカレート傾向のわたしのおかっぱが気になって、
 握手してくださったのか。笑)


追っかけつづけた成果。たくさん写真ぱちぱち

このクルマは素晴らしいんだよと、ご説明。
パオロ・ピニンファリーナとモンテゼーモロ。
ビデオ後のインタビュー

もちろん、モンテゼーモロさんの追っかけただけでなく、
展示のクルマも見てきました。


375MILLE MIGLIA。カッコイイ!
並ぶとまた美しい

275GTB4
330GTC特別車
330GTCのハンドル

これも特別仕様
SA APERTA




MONDIAL BERLINETTA
横からみるとこんな感じ。素敵な色です。

展示に興味津々。
お見受けするに、カナリマニアの様子。
ネクタイもFERRARIでした♪




プレス観覧がおわり、

アペリティーボとランチブッフェが用意されているコーナーへ。


充実のアペリティーボ
ここは、さくっとつまむ程度にして、 Ferrariスタッフ御用達のレストランへ。
美味なエミリア地方のパスタを満腹いただいて、岐路につきました。

ショートパスタを濃厚なソーセージのソースで。

セルジョ・ピニンファリーナの功績を讃えるこの展示は
2013年1月7日までです。
モデナ、マラネロ付近へ行かれる際はぜひ!